次に紹介するのは現役マネージャー(元選手)からみた陸上競技の魅力や陸上あるあるについてです。ただ走る、投げる、跳ぶだけの単純でシンプルな競技のどこに楽しさや魅力があるのか、陸上競技に何の興味もない人からしたら疑問に持つこともあるでしょう。
今回はそんな人たちに少しでも興味を持ってもらえるように紹介していきたいと思います。
陸上競技の魅力
陸上の魅力はシンプルなことへの挑戦だと思います。
陸上競技は様々な競技に共通する「走・投・跳」を最大限まで高めていく、そんなシンプルな競技です。誰でもできる基本的な動作を極める!それがかっこいいんです。
そんなシンプルな競技ですが結果が全て数値としてわかりやすく残ってしまうためとてもシビアな世界だと思います。
短距離種目では0.01秒を争う競技になり、たった0.01秒の差で負けてしまう事も、勝てることもあります。
0.01秒は、スタートダッシュなどで当たり前の様に変わってくるので、一回きりのスタートに全神経を集中させる必要があります。
成長が目に見えてわかることも陸上の特徴です。ですが結果が分かりやすい故に記録が出ないと精神的ダメージが大きいです。
『あれだけキツイメニューをやってきたのに、早くならなかった…』
『今日は調子がいいと思っていたけど、遅くなっている…』
大会の場合は、予選、準決勝、決勝等と、走る機会が何度もありますが、記録会の場合は1回の場合が多いです。
今日の為に一生懸命練習してきたのに…と、落ち込むことも少なくありません。
しかし、だからこそ、記録を更新できた時の達成感や喜びは大きいのです。
たった0.01秒、たった1秒、たった数センチかもしれないが、これが自分にとっての大きな成長なのです。
陸上は個人競技が多い為、自分自身との闘いです。
一部リレー等、チームでやる競技もありますが、競技中走る時はいつも一人です。
仲間は応援する事しかできません。
また個人競技である為、運に左右されにくいという点も陸上の魅力かもしれませんね。
他人に干渉されることもなく、ただ自分の為だけに走る。
その為、他人の所為には出来ません。すべて自分の責任です。
結果が出なかったのも、練習が足りなかったか、練習の仕方が悪かったのかが原因です。
チームスポーツとは違い、チームに迷惑をかけることが少ないです。
迷惑をかけるとしたら、リレーや駅伝等の団体競技でしょうか。
『自分のせいで負けた』と感じることは少ないスポーツです。
例外としてリレーや駅伝のような団体競技もあります。
陸上あるある
スパイク履いてタータンでこけた恥ずかしさ。
真夏のトラックが熱すぎてクラウチングが拷問。
野球部やサッカー部のこぼれ球に走りを妨害される。
jogで最初調子に乗ると後半がきつすぎて辛い。
設定ペースが守れない。設定ペースを守らない。抑えがきかず、無駄に疲れる。
雨の日のマットは水が染み込んでいるため、マットに飛び込むとびしょ濡れになる。
「えー陸上部?全然見えなーい、何やってるのー?」「砲丸投げです」「あっ…」
マイル決勝は異常に盛り上がる。
襷を繋いだ後は、いけー!てな感じで背中を叩く。
男子のタイムと女子のタイムが近いとその男子はメチャメチャ焦る。
女子はセパレートユニフォームを着るとお腹のお肉が気になる。
試合のときは朝競技場の門が開いた途端に、学校ごとのスタンド裏陣地取りが始まる。
大会の荷物を準備してると、持ち物が多くて頭ぐちゃぐちゃになり、「ユニホームとスパイクあるからとりあえず走れるだろ」って落ち着く。
走り終わった人はすぐにスパイクを脱ぎ、裸足で学校の本拠地に戻って行く。
補助員はどの部署に割り当てられるかで、その労働量は大きく変わる。
応援聞こえた?って聞かれるけど「聞こえるわけないだろ」と心のなかで思う。
長距離選手だったのに体育祭のリレーで期待されても、筋肉の付き方から専門の人とは違いますからーと思う。
大会中、顧問の先生がどこにいるのかわからない。
マネージャーあるある
上級者になるとストップウォッチを同時に何個も使いこなせる。
選手のフルネームが書ける。なんなら自己ベストも。
選手と顧問の間で板挟み
よい結果が出ると本人以上に嬉しい。
ありがとうの一言でなんでも頑張れて、お疲れ様の一言で疲れが吹っ飛ぶ。
選手のために働く自分が意外と好き。

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