陸上すきすき 2

 続いて紹介するのは陸上競技で使われる主な専門用語や略語について解説していこうと思います。陸上未経験の人は初めての練習で選手や顧問の先生が使っている用語の意味が分からず混乱することもあるでしょう。

 大会では電光掲示板などに略語で決勝進出者などの情報が映し出されるので知っておいて損はないと思います。

 それでは主な専門用語、略語をおおまかに説明していこうと思います。

陸上競技界の専門用語

①追い風(参考)

 競技者の後方から走行方向へ吹く風のことです。競技会では、その風速が「追」あるいは「+」(プラス)で表記されます。

 また、追い風参考とはアウトドアの競技会で、200mまでの走種目(ハードル種目含む)、走幅跳、三段跳の風速が2.0m/秒を超えて記録が公認されないことをいいます。ただし、混成競技においては風速を測定した種目の風速の平均が2.0m/秒以内であった場合は公認されます。

②オープン

 トラック種目で各競技者の走路(レーン)が規定されていないことです。400mトラックで実施する場合、800mは2周目の第2コーナーを抜けた地点からオープンとなり、また1500m以上の中・長距離種目は最初からオープンで行われます。

③スプリットタイム

 走種目における途中計時、通過時間のこと。トラックで周回を重ねない種目(400m以下)やマラソ
ン、または周回とは別の区切り(10000mの1000m毎など)で用いられ、「スプリット」と略する場合もあります。

④セパレート

 トラック種目で各競技者の走路(レーン)が規定されていることです。種目に応じてセパレートで行われる区間が決まっていて、競技者は自分の割り当てられたレーンを走らなければなりません。レーン外に出た場合は、一部の例外を除き失格となります。

⑤コーナー

 トラックの曲走路部分のことです。400mのスタート地点から順に、第1コーナー、第2コーナー、第3コーナー、第4コーナーと呼ばれます。

⑥テイクオーバーゾーン

 リレー種目でバトンの受け渡しを行うことができる区間(4×100mリレーでは30m、4×400mリレーでは20m)のことです。この区間外でバトンパスをした場合、オーバーゾーンの反則となりチームは失格になります。

陸上競技界の略語

①トラック・フィールド共通

DNS(Did Not Start):欠場
DNF(Did Not Finish):途中棄権
NM(No Mark):記録なし
DQ(Disqualified):失格

②フィールド競技

〇:成功・有効試技(走高跳・棒高跳)
×:失敗・無効試技(フィールド競技)
—:パス(フィールド競技)

③決勝までの通過者

Q :順位による通過者
q :記録による通過者

④記録

GR(Game Records):大会記録
PB(Personal Best):自己記録
SB(Season Best):今季(シーズン)ベスト

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